ERK Cup Japan 2017 第1戦が昨日、フェスティカ栃木にて開催しました。
初戦となる今大会は、新チームあり、新車あり、車両をアップデートありなど、新たなシーズンインにふさわしい参加者達が集まった。
5周のスプリントレースとなる「レース1」・「レース2」
12周のミニ耐久となる「レース12(義務ストップ2回、ドライバー交代可)」の構成で開催。
また、スペシャルポイント制度も昨年同様採用。
ブリーフィング時に、任意のレースをひとつ選択、申告することで、そのレースの順位ポイントが3倍となるポイント制度で、各チームがどのレースを優先してレース展開をするか作戦を練ることができ、これは、総合結果発表まで、
どのレースを選択したか、他チームに公表されません。
計測器の確認走行を終え、チェック走行に入る時にクラススペシャルの#64 トヨタ東自大 チームωの車両が、トラブルによりコースインすることができず。
昨年の最終戦を勝利しているチームが車両トラブル(モーター)で出走できないという波乱から始まる。
レース1(5周)は、クラス2の#21 エナーシス feat.女子カート部、#22 ZEVEX Raing Teamと総合1・2位で入り、その後ろにクラス スペシャルの車両が入るという結果となった。
レース2(5周)は、クラス2の順番が変わり#22 ZEVEX Raing Teamがトップチェッカーで入る。その後、#21、クラス スペシャルの車両となる。
昨年のシリーズ優勝チームの#63 チームパレットは、新型車両となり、レース後半で、オーバーヒートで、3コーナーの内側に止まって、チェッカーを受けることができなかった。
クラス1の2チームは、ともにトヨタ東自大 自動車研究部のチームだが、今回は、堅実なレース運びをしていた。
クラス スペシャルは、スタート位置がほぼ1周遅れからとなるために、5周ではクラス2を追い越すまでにはいかないようであった。
ミニ耐久レース12(12周)は、#63 チームパレットもスターティンググリッドに並び、全車7台でのスタートとなる。
クラス スペシャルの#63チームパレットは、スタートはしたが、走行が難しく、ピットレーンに入ったところで、車両トラブルのためにDNFとなる。
スタート直後に#21は、義務ピットストップ2回を終え、#22はタイヤのスローパンクチャーで、車高が保つことが厳しいために、ピットにもどり、エアを入れる作業を行い、コースに復帰。
レース序盤から、スペシャルの#61、#62の熾烈な争いが続き、ピットストップのタイミングで順位が入れ替わるなど、注目の戦いとなった。
残り2周ほどで、#62が#61を抜き、#61が追っかける展開となったが、力及ばずで、チェッカーとなった。
スプリントレース1・2、ミニ耐久レース12を全てクラス優勝でフルポイントを取った#62 OZと3%のおじさん達は、2日前に車両をシェイクダウンした新規参戦チームである。
・総合結果
クラス1
優勝 #1 トヨタ東自大 自動車研究部
クラス2
優勝 #21 エナーシス feat.女子カート部
クラス スペシャル
優勝 #62 OZと3%のおじさん達
2位 #61 埼玉自動車大学校
3位 #63 チームパレット
第1戦結果表は、こちらから
シリーズポイントランキングは、こちらから
次回の第2戦は、7月17日(月曜、祝日)フェスティカ栃木にて開催。